少し思い出話をさせていただきます。私がロックを聞き始めた頃、たまたま「ミュージック・ライフ」誌を買ったところ、人気投票の最終結果が巻頭を飾っていました。1位・EL&P、2位・レッド・ツェッペリン、
3位・クイーン、4位・ディープ・パープル、5位・イエス、だったと記憶しています。驚くべし。プログレ・バンドが1位ですよ。5位のイエスも光ります。当時は、プログレ対ハード・ロックという図式だったのですね。なつかしいです。クィーンは「キラー・クィーン」のヒットで上昇中でした。このころのことを知る閲覧者の方、感想があったらぜひ聞かせてください。
当時ワタシも購読しておりました。
ちなみにワタシが初めて買ったMUSIC LIFEの表紙はEL&Pでありました。
当時はプログレ全盛時代で、EL&Pのメンバーはそれぞれプレイヤー部門でも絶大な人気であったと思います。
EL&PはK・クリムゾンやイエス、ピンク・フロイドに比べると、キース・エマーソンの派手なアクションに代表されるように判りやすかったのかも知れませんね。
日本において当時のギター・ヒーローは間違いなくリッチー・ブラックモアでしたし、ヴォーカルと言えば、ロバート・プラントが神の如き存在で、これに続くのがパープルのイアン・ギランでした。
初期において本国イギリスではその独特の音楽性が「ギミック」だと思われていたクイーンが日本で最初にブレイクしたのは、やはり日本人のブリティッシュ・ロック好きと、当時のプログレ志向が影響していたのかも知れません。
(そう思って見ると、全部イギリスのグループでしたね)
75年の頭ぐらいのことですね。ミュージックライフは68年の6月号から71年1月号まで多分見てると思います。それ以前はティーンビート、それ以降はニューミュージックマガジンでした。
ELPは72年に日本レコード協会が選ぶレコードイブジイヤーにあの駄作展覧会の絵がなってます。今も昔も洋楽雑誌のレベルは低い、低過ぎる!
75年の初めごろだとやや技巧に走るギターロックが全盛でした。ところがすぐに飽きがきた感じはあります。どのバンドも延々とギターソロ、うんざりしてきたころです。幸いポップなロックが大好きだったんで、うまいこといままで楽しめてきてます。キングクリムゾンが終わって10ccになった、みたいな。
そして今は超有名グループが居ないからこそ、反って逆に演奏技術は高くなってきてて、フェスなんかでその片鱗が簡単に窺えます。昔の方がいいという人が信じられないですね。
一回聴いただけでは分かり難い音楽が一位ということは、この頃はジックリ聴き込みをする人が多かったんでしょうね。
それに比べて今は、間奏のギターが少しでも長かったらダメっていう時代ですからねぇ。
正にこの頃は良かった・・・ですよね。
本当に懐かしいですね。ミュージック・ライフ購読していました。
シカゴやピンクフロイドなども思い出します。パカッとファン層が分かれていましたよね。
TVよりラジオをずっとつけていた記憶があります。
今の全米ベスト10などの音楽番組は見ていても「う~ん」という感じです。
私はあのころ、ムーディブルースやジェネシスが好きでした^^
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